直火での炊飯っていうのは、なかなかスリリング。
蓋をあけるまで分からないというのが、恐ろしくもあり、楽しくもあり。
この写真は、まさしく一通りご飯を炊き終えて蒸らし終えたあと。
蓋をあけると・・・
純白のご飯が!
この瞬間がたまらなく楽しい。
とくに、このとき集まっていただいた方々に「初めて」直火ご飯を炊いていただきました。
「初めて」?と思われるかもしれませんが、普段ご飯を炊くときの「水炊き」のやり方ではなく、
「湯炊き」で「初めて」作られたのです。
だから、この蓋を開けたときの感動が凄くて・・・
思わず、近くのおじちゃんに食べてもらっちゃったりなんてしちゃって。
「どう?おいしいでしょ?」
「・・・おっ、これはおいしく出来とるなー」
こういう会話は、なかなか今の保存食では感じられない一コマ。
ご飯を作って、
食べてもらって、
おいしいと言ってもらう。
何気ない会話の中に、防災としての大事な「思いやり」が隠れているんですね。