こんにちは!まかないくんです。
「炊き出し器なんてみたことないから、何が違うのか分からない」
という意見にお応えすべく設けました、この企画。
「まかないくん解体新書2018」
栄えある第三回のテーマは「キャスターが燃えない構造」
前回の記事ではキャスターが燃えない構造になるには以下の方法を試すことになりました。
1、ドラム缶の下をつける。
2、下にもう一層空気層を入れる。
3、さらにもう一層空気層を入れる。
なお、この実験は「薪」で行っています。(なぜ薪なのかは別の項で説明します)
1はこのような感じです。
何もないよりは熱が行かないのですが、それでもかなりの高温で、キャスター(ゴム車)のゴムの
表面の油分が飛んでしまっており、熱がかかっていました。
2はこのような感じで設置しました。
1よりもだいぶん熱は減りましたが、まだ熱が下に来ており、しばらくは大丈夫かもしれませんが
中長期で考えるとゴム車の劣化が懸念されました。
3はこのような感じに設置しました。
2と比べても格段に熱が抑えられ、キャスターの車輪まで熱が行っていないようでした。
それに合わせて、床への熱射が0となり、下の部分に熱がいかないカマドが完成しました。
2でも良いという意見もありましたが、
「炊き出し器は長期に渡って使用する可能性がある。だからこそ『より安全』な商品づくりを」
というヤマヤの理念として、三層構造でカマドを製造しています。
しかし、このカマド、このままだと使いづらいですね。
特に、「薪」を使う時この形では灰の処理が大変そうです。
そこで次の回では、