こんにちは!まかないくんです。
本日は解体新書から少し外れた幕間をお知らせしたいです。
その名も「野外炊飯の方法」です。
かつての戦場にて、炊飯を行う場合、実際にはこうなっていたというお話です。
※相変わらず見苦しい絵ですが、土の線を表しています。
この土を以下のように、
真ん中に窪みができるように、掘り込みます。
そして、そこに目皿を乗せ、
その上にドラム缶式を乗せます。
そして中に薪を入れて火をつけることで、
下の掘りこんだ隙間から空気が入り、良く燃えます。
そして、薪をどんどん追加していくと灰がたまりますが
この形状であれば下の掘りこんだスペースに灰がたまり、
燃焼の邪魔をすることがありません。
当時はこのような手間をかけて使用していたそうです。
今の私たちの身の回りには、なかなか土のところがなく、炊き出しをするときに
掘りこむスコップ等も手間もかけることはしません。
ということは、カマドの形状は
いかがでしょう皆さん。
こちらの方が合理的な構造だと思いませんか?
なお、まかないくんはこの部分に、灰受け皿が付いております。